設立

資本金の決め方

アデリーくん

会社の種類は合同会社に決まったけど、他に決めることって何があるかなー?

マロンくん

まずは、会社名、本店所在地を決める必要があるよ!他にも、事業内容だったり、役員を誰にするか、資本金(=出資金)をいくらにするか、といったところを決めていく必要があるね!

アデリーくん

そのあたりはマイクロ法人を作ろうと決めたときになんとなく考えてたな~。でも、資本金?はよく分かんないな。いくらにすればいいの?

マロンくん

資本金はいくらでもいいんだ。極端な話、1円でもOKなんだけど、マイクロ法人の場合は大体10万~50万くらいに設定することが多いかな!

アデリーくん

そうなのか!そもそもなんだけど、資本金って分かってるようで分かってないかも…その辺から教えてほしいな~!

法人の種類が決まったら、次に考えていくのが会社の概要になります。会社の設立前に必ず決めなければならない事項となりますので、会社名や事業内容などはいまから考えておきましょう。

具体的に決めておかなければならない事項については、【7】登記手続きで説明していますのでこちらを読んでみてください。

さて、会話の中でもあった資本金(※)についてですが、まず資本金とは何か?というところからおさらいしておきましょう。

(※)株式会社の場合は「資本金」、合同会社の場合は「出資金」という言い方をします。アデリーくんは合同会社を設立するため、本来は「出資金」と記載するのが正しいですが、ここでは馴染みのある「資本金」と記載しています。
なお、呼び方が違うだけで、性質は同じです。
資本金は、株主(合同会社の場合は社員)から調達する資金のことを言います。会社としては返済義務の負わない資金になります。
一方で、返済義務の負う資金調達が「借入金」です。資本金を「自己資本」、借入金を「他人資本」なんて言い方もしますね。両者の違いを簡単にまとめてみます。

項目資本金借入金
① 調達先株主
(合同会社の場合は社員)
銀行など
② 返済義務なしあり
③ 貸借対照表の表示純資産の部負債の部
マロンくん

大きな違いは、②の所有者と経営者が別々なのか、同一なのかってことなんだ。つまり株式会社の場合、例えば将来を考えて所有者(株主)を自分の子供に、経営者(代表取締役)を自分にするってこともできるね。

アデリーくん

なるほど~。でもおれはまだ子供もいないし、そもそもマイクロ法人って自分のための会社だよな。大きくするつもりもないし、そうしたら合同会社でもいいのかな~。

マロンくん

うん、そうだね!大きな違いなんだけど、マイクロ法人設立を考えたときには、あまり重要じゃないかもしれないね。その他を見ていくと、⑥設立費用が合同会社のほうが安いよね。だから実はここのコストの違いで決める人が多いんだ。あと細かいところだけど、④役員の任期なんかも、株式会社の場合には定期的に登記が必要となるから都度費用がかかってきたりするね。

アデリーくん

ふむふむ。なるべく面倒もないのがいいし、やっぱり、安いのがいいな!!おれの場合、合同会社でも大丈夫かな?代表取締役っていう肩書ちょっと憧れるけど、名乗る場面なさそうだしな~。

マロンくん

そうだね!アデリーくんの場合、合同会社でいいと思うよ!アデリーくん、ミーハーだから代表取締役に憧れて株式会社にするかなぁと思ったんだけど、意外と堅実なんだね!

アデリーくん

おれは仕事とお金のことはしっかり考えてるぜ!他は適当だけど…

マイクロ法人設立を考えた場合、コスト面を考えて合同会社を選択することがほとんどです。

ただ、後々「株式会社(合同会社)にすればよかったなぁ」なんてことが無いように、これらの違いがあるということを設立前に一度理解しておくのは大事ですね。

最初でつまずかないよう、ここで違いを知って次に進みましょう!

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マロンくん
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